ハッピー・インド・ジャーニー

東京上映会終了!「芹澤監督デビュー作品」正直な今の気持ち




「ってか、インフルエンサーって結局なんだ?オレは別に有名になりたいから事務所に入ったわけでもない。認知度をあげたいからSNSを頑張ってるわじゃない。オレはなんのために活動をしてるんだ?ってか、俺が“本当に心から一番やりたいこと”はなんなんだ?」


こんなことを考えていたのは、去年の5月。

インフルエンサーとして活動を始めた半年後くらいだった。





別に生配信でアイテムを投げてもらって

小銭稼ぎしたいわけでもない。


小銭稼ぎして毎月の小遣いが増えて、

ブランドもんを着飾りたいわけでもない。





「俺はいったい、何がしたいんだ?」






そんなとき、ハッとひらめいた。




『俺はインドを舞台にした映画をつくりたい』





なんともバカげた発想だった



そりゃ映画の知識も何もない、ただのど素人。

でも、溢れる想いと情熱だけは、たしかにそこにはあった。







「おい、泰司!映画造りたいから、一緒にインドいって撮ってくれない?」


後輩に声をかけた。


「いいっすよ、でも僕、映像なんか撮ったことないっすよ?笑」


「大丈夫、どうにかなる」








ど素人2人は、気づけば…



夢に向かって走り始めていた。






パトロンという形、そのほかにもたくさんの方々に協力してもらった。

本当に感謝に尽きるし、それ以上の言葉が見つからない。


全員にハグして抱きしめて、

熱いキスをぶちかましたいくらいの気持ちになった










溢れる想いで突っ走るさなか、

インドに旅立つ1週間前に『たかし』という

映像編集ができる仲間に出会った。



本当に奇跡的な出会いだった。

いや、ちゃんと説明すると

完全に俺の熱量で口説き落とした。(笑)






「ちょうどイエスマンという映画を見ていたので、今はイエスとしか言えないんですよ(笑)」



なかなかクレイジーな熱い男だった。

この映画が、俺と「たかし」を繋げてくれた。









映画を造る過程でたくさんのことを学べた。



『応援してくれる人の大切さ、仲間の大切さ』




まだ何もない俺がいうのは

おかしいかもしれないけど…




もしやりたいことがあったり

成し遂げたい夢があったら…




勇気を出して、行動に移してほしい


一番情熱を捧げられるものを、心が高鳴るものを





ほとんどのことはやる前が大変なんだ。

本当にできるのだろうか、現実的に考えて無理だよな。


物体が動くとき、摩擦力が働く。

進みたい方向とは逆に、目に見えない力が働く。


俺は大学受験のとき、センター試験の物理は97点だった。

1問ミスだった。


物理学から考えても、

『走り出すときは逆方向に見えない大きな力』が働くんだ。

これは世の中の不変真理。


だからこそ、初めはエネルギーが必要。

でも情熱という力は、すべての力に打ち勝つことができる。


恐ければ目を瞑って走り出せばいい。

走り出せば、もう勝ったも当然。


もうやるしかないんだから






















僕のデビュー作品『ハッピーインドジャーニー』は1時間30分。

いきなりこんな時間の

映画を造るのはおかしいかもしれない

ショートフィルムくらいがいいのかもしれない


でも逃げなかった

伝えたいものをすべて入れ込んだ



映画を見てもらった方達に

「映画祭にエントリーしなよ」って

言ってもらえたことが本当に嬉しくて



これから映画祭を探して出してみたいと思います。


これからもど素人芹澤は情熱だけで前に進みます


やる前はみんなど素人

でも俺はもう、ど素人ではなくなった



















できないことだからこそ、

無理そうなことだから挑戦しろ。


画家にしても才能があるから絵を描いているんだろうとか、

情熱があるから行動できるんだとか人はいうが、そうじゃない。


逆だ。なにかをやろうと決意するから

意志もエネルギーも噴き出してくる。

何も行動しないでいては意思なんてものありゃしない。


本当に今やりたいことに、

全身全霊をぶつけて集中することだ。

死に物狂いでとにかくぶつかっていけば、

情熱や意思が沸き起こってくる。


命を燃やせ、生きろ